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2025年03月

2025.03.25

リビングの生活感を打破する工夫 ~新築時のスッキリを維持出来るか?!~

 

今年は桜が遅いと思っていましたが

やっと咲き始めたようですね

こんにちは、シエロホームの鈴木です。

  

さて、今回は生活感をどうにか抑え込み

引越し前のスッキリ爽やかな我が家を

キープするための方法のご提案です

   

どちらのご家庭も、リビングダイニングキッチンは

常に過ごす場所だし来客をもてなす場所でもあることから

家の中で一番こだわりたいところ。

   

しかし、一方で常にいる場所であるがゆえに

「生活感」の塊のような空間にも

なってしまいやすいところでもあります。

 (我が家もまさに生活感あふれるリビング

そんなわけで今回は、

こだわってつくったリビングダイニングキッチンを

常にオシャレでカッコよく保つために、

「生活感」を打破する工夫についてお伝えしていきたいと思います。

 

こちらの工夫は大まかに分けると2つあるので、

ぜひ参考にしていただければと思います。

  

まず1つ目の工夫は、

「キッチン周りから生活感を消す工夫」です。

   

多くのお客様が対面式キッチンをご希望し

間取りに取り入れておりますが、

ダイニングやリビングから見えるところは

キッチンの手元を隠すためにキッチン前につくるカウンターと

キッチンの背面スペースなのですが、

これらのスペースは油断をすると

なんやかんやと置いたり貼ったりしてしまう場所になってしまいます。

   

例えば、キッチン前のカウンター。

この高さは床から1m〜1m10cmの間でつくられることが多いのですが、

この高さは何かを置くのに最も丁度いい高さでもあります。

 

結果、調味料はもちろんいつも使うような生活用品なども

ついついここに「ちょこん」と置いてしまいます。

そしてそれが慢性化し、

リビングやダイニングからの景色は「生活感」の塊と化していきます。

   

また、冷蔵庫は一般的にキッチンの背面に置くようになっていますが、

冷蔵庫はマグネットボードのように磁石がくっつくことから

ゴミの日程表や学校の連絡網などを

ついつい貼ってしまうのではないでしょうか。

(我が家は写真をペタペタ

   

その上、レンジやジャーの周りも

いつも使うようなものは

ついつい出しっぱなしにしてしまいますしね。

   

そして、これらの合わせ技によって

リビングダイニングキッチンから

急速にオシャレ感が消え去ることになります。

 

他方、キッチン前カウンターに

ついつい何かを置いてしまうのであれば、

そもそも何も置けないようなカウンターにしてしまえば、

置きたくても置けなくなります。

つまり、カウンターの厚みを思い切って超薄型にし、

ただ手元を隠すだけの役割にしてしまうというわけですね。

 

また、冷蔵庫に関しても

思い切ってリビングやダイニングから見えないところに隠してしまえば、

どれだけ色んなものをペタペタと貼ったとしても

一切生活感が出なくなるし、家電製品も同じように

思い切ってリビングやダイニングから見えないところに隠してしまえば、

そんなに毎日キチキチと片付けなくても

生活感丸出しになることもありません。

 

ゆえ、弊社ではキッチンの背面に大きなサイズのパントリーをつくり、

そこに冷蔵庫や家電を置くというスタイルもお勧めしております。

 

パントリーをつくればキッチン背面がスッキリするだけじゃなく、

リビングやダイニングから見えないところに

死角となる壁が出来ることになるため、

ゴミの日程表や学校の連絡網はもちろん、

子供たちが幼稚園や保育園で描いた絵やつくったものなんかも

ここに貼ったり置いておいたり出来ますしね。

    

もちろん、パントリーに関しては

家電までの距離が遠くなるという欠点もあるので、

「完璧な提案」というわけではないので、

そのへんは、どっちを優先するかで判断していただけたら

と思います。

動線を取るか、スッキリを取るか・・悩ましいですね。

      

では次回は、

リビングダイニングキッチンの生活感を打破する

もう1つの工夫についてお伝えしていきたいと思います。

   

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

2025.03.20

24時間換気システム交換しました ~プチリフォームやりました~

   

小中学校の卒業式も終わり、春本番となりそうな今日この頃

皆様、いかがお過ごしでしょうか?

こんにちは、シエロホームの鈴木です。

     

さて、我が家の24時間換気システム

建替え以来、20数年頑張って動いてくれておりましたが

昨年、2階部分がやたらうるさい

気になるなーと思っていたら、ある日からシーン

これは壊れてしまったか?!

まあ、とりあえず1階は動いているし、とそのままにしておりました

ある日、外部の設計士さんとお話した時に

「外断熱、ペアガラスで24時間換気止まると・・」

「眠くなりますよ・・」 

「えっ!眠くなる?」

設計士さんいわく、換気が悪くなって二酸化炭素濃度が上がり

眠くなりやすくなるかも?!とのこと

「なるべく窓開けて、換気してくださいね」と言われてしまいました。

毎日24時間、ずっと何気なく動いてくれていたので

24時間換気システムの大切な役割をすっかり忘れておりました。

そこで今回やっと24時間換気システムを交換しました!

    

音、静かー

しかもフィルターのお掃除が格段に簡単になりました!!

これは嬉しい 

前のタイプは結構大変で背の高い主人と一緒にやらないと

お掃除が出来ませんでした

しかし、これからは一人でも出来そう

細かい粒子に対応するフィルターも別売りであるそうなので

購入を検討中です

    

ちょっとしたプチリフォームですが、

やはり気分がいいですね

  

皆様もプチリフォームいかがでしょうか?

リフォーム・リノベーションもお気軽にご相談ください。

  

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

それでは、また

2025.03.07

外構工事の予算、最初から入ってますか? ~外構工事について考えました~

    

花粉の季節となりました。

皆様、花粉症大丈夫ですか?

こんにちは、シエロホームの鈴木です。

   

さて、今日は外構工事のお話

   

外構工事は家づくりの予算を最も狂わせる

と言っても過言ではありません。

何故なら、最初の予算の枠取りが甘過ぎるから。

そして、家が完成していくに連れて

外構にもこだわりたいという欲求が

どんどん芽生えてくるからです。

  

予算の枠取りが甘くなる理由は、

外構工事に予算を取り過ぎると

その分、必然的に建築予算を

減らさざるを得なくなるのですが、

要は住宅会社側がそれを嫌うからです。

 

ゆえに、最初に立てた資金計画から

大幅な予算の狂いを生じさせないためにも、

家の見積もりと同じタイミングで

外構工事もリアルな見積もりをとり、

あらかじめ自分たちがどれくらい

外構工事にお金がかかりそうなのかを

把握しておくことをオススメしています。

   

例えば、弊社のシンプルノートの家は基本正面に窓がなく

大きな窓を外周部に設けないことから、

プライバシー性と防犯性に優れており、

目隠しや植栽によってそれらを担保する必要がないし、

家の壁そのものが塀の代わりとなるため、

境界に仰々しい塀を立てる必要もありません。

  

また、外観も美しくなるように設計していることから、

外構工事によって家を引き立てるような

工夫をする必要もありません。

  

さらに、出来るだけ敷地に無駄な余白を残さないように

家を建てるようにしているため、

そもそも外構工事の施工面積がそれほど大きくありません。

 

以上のような理由から弊社では、

外構工事には「土地の面積×1〜2万円」という範囲内で

外構の予算枠を取るのですが、

弊社とは全く別の考え方で家の設計をした場合、

同じぐらいの予算で外構工事を考えるべきではありません。

  

✔️一般的なお家の外構予算

  

一般的な家とは、

南向きに部屋と大きな窓がある

一見、日当たりが良く明るそうに見える

2階建てのお家のことですが、

このようなお家を建てるとなれば、

敷地に出来る余白が大きくなります。

  

周囲に建つ家から

部屋や窓までの距離を充分確保しておかないと

家の中に光が充分に届かなくなるからです。

結果、必然的に施工面積が大きくなります。

  

また、外周部に大きな窓を設ければ

周囲から家の中が丸見えになるし、

リビングから伸びるウッドデッキも目隠しがなければ

せっかく作ったのにほとんど使わない場所になってしまうので、

住みやすさを担保しウッドデッキを使えるようにするためにも

確実に目隠しが必要となります。

  

そして、このようなお家は

防犯性を担保するための工事も必要となります。

安易に敷地に入ってこられるようでは

なんとなく気持ち悪いですしね。

そんなわけで、塀やゲートを頑丈につくるという

工夫もしなければいけないというわけですね。

  

その上、現在は以前に比べて材料費も値上がりしており、

工事価格も割高になっているし、

弊社ではウッドデッキは

当たり前のように建築費に入っていますが、

このようなお家では建築費には入っていません。

  

これらを合計すると、

一般的なお家では最低でも土地の広さ×3〜4万円、

出来れば4〜5万円ぐらいは

予算枠として確保しておくべきだと思います。

 

というわけなので、外構工事の予算は

建てるお家によって大きく違ってくるということも

覚えておいていただければと思います。

  

そして、建築費の予算は建物だけじゃなく

外構工事費も含めた上で考えた方がいいということも

重ねて覚えておいていただければと思います。

 

最後にバタバタしないように

最初からリアルな外構工事も含めた予算計画と

外構工事があまりかからないお家の間取りも

考えた方がいいかもしれませんね。

   

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

よろしかったら、ご参考に・・

それでは、また次回!

私たちシエロホームは三島・長泉・沼津を中心に家づくりのお手伝いをしております。設計・デザイン・構造、全てを兼ね揃えた家にこだわるのはもちろん、無理のない価格を目指すという家づくりの思いは、お客様と同じです。

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